1952-11-25 第15回国会 参議院 農林委員会 第3号
○島村軍次君 基本的な問題で、この第一の「食糧自給の促進」、「日本経済の自立を基盤として」と書いてございますが、日本の農業の特質というものが、これは森農林大臣のときに、私は質問したことがあるのですが、他の諸国の農業と違つて、こういうような重要さが増して来ると、一つの公企業的性格を持つておるものだと思うのでありますが、新大臣は日本農業に対しては公企業的性格を持つものとして今後の諸施策の推進をやられるという
○島村軍次君 基本的な問題で、この第一の「食糧自給の促進」、「日本経済の自立を基盤として」と書いてございますが、日本の農業の特質というものが、これは森農林大臣のときに、私は質問したことがあるのですが、他の諸国の農業と違つて、こういうような重要さが増して来ると、一つの公企業的性格を持つておるものだと思うのでありますが、新大臣は日本農業に対しては公企業的性格を持つものとして今後の諸施策の推進をやられるという
すなわち林野行政というものは非常に重大である、重大であるからむしろこれを外局から内局にして、そうして大臣と直結をして大いにやるのだというお話なのでありまするけれども、先般農林省設置法において、当時の森農林大臣は、林野庁は非常に重要である、重要であるがゆえにこれを外局にするのだということを言明しておられるのであります。これは速記録にもはつきり載つておると思うのであります。
今回水産庁は外局として残るわけでありますが、重要視するから内局にするのだということになれば、水産の方は大したことはないからあれは外局にして置いておく、林野の方は重要であるから内局にしてうんとしつかりやるのだということになり、どう考えてもこれはおかしいと思いますけれども、この点でもう一度念を押しておきたいことは、前の農林省設置法を政府が提出せられましたときに、森農林大臣は、林野行政は非常に重大であるから
そこで端的にわれわれの主張を言うならば、森農林大臣がアメリカの示唆に従つて、団体営というものは農林に必要なのだけどもやめたのだという政治的な了解をわれわれはしておる。いよいよ来年度独立予算にあたつて、そういう問題までアメリカが口を出しているとはわれわれは想像つかない。従つて自主性を持つたという本予算において、この問題は当然解決すべきだと思う。
この一割五分の加算はこれは当時の森農林大臣と、私と、安本長官と話をいたしまして、実は変なことを言うようでございますが、私から言い出ししたのであります。なぜそういう考えを持つたかと言いますと、パリテイ指数と一般の卸売物価指数とを並べて見ますとパリテイ指数が卸売物価指数より低かつたのであります、上り方が……。
もう一点は、この法律案は繭糸価安定といつても、糸価安定だけで繭の方については何らの対策が講ぜられていない、これでは農民をあざむくものである、こういう御意見が多いのでありますが、この繭についても万全の考えを持つて、もし農民の乾繭等に対するところの要求があつた場合においては、乾繭倉庫あるいはその他をいろいろと整備して、森農林大臣のさつまいもの倉庫のようなことでなく、キユアリングで大体自由党の倉庫政策はいろいろと
その対日援助見返資金というものが、往々にして閣僚ですらも森農林大臣のごとき、これはもらつたものだということを、しばしばわれわれに農林委員会当時聞かされおつた。それがいよいよ債務であるということになつて参りますと、今度見返資金特別会計の性格というものは、これは大分かわつて来ると思うのですが、どういうぐあいにかわつて行くのか。その点をひとつお聞かせ願いたいと思います。
非常にけつこうですが、森農林大臣は蚕糸業の専門家だつたが、これもやらなかつた。廣川農林大臣もずいぶん大きなことを言つたが、これもできなかつた。今度の根本農林大臣は、これは本気になつてひとつやつてもらいたい。
去年の麦の補正の場合にはどうであつたか、政府は、食確法の改正の際に二度流産をいたし、これをポ政令で流し、いかような事態があつても追加割当等はやらないということを、国会で、廣川さんではなく、前の森農林大臣はしばしば言われた。内閣はその当時の自由党内閣とかわつておりませんにもかかわらず、昨年の麦の追加供出の割当を農民に断行されたときの情勢は、よもお忘れはなかろうと私は思う。
例えば先般更迭になりました森農林大臣がありますが、いろいろな関係からして吉田内閣の農政を展開しようといたしましても、例えば水産庁の長官が協力しない……。
そうして森農林大臣のときでも蚕糸公社案なる構想が練られて、関係方面に折衝した。しかしこの問題は内外の要請するところであり、この蚕糸価格の安定という問題について廣川農林大臣はいかなる構想を持つて、いかなる折衝をしておりますか。
このことは前の森農林大臣から、協同組合の経営不手ぎわからこの赤字を出しておるというような、苛酷な批判を受けておつたのでありますが、しかし全国全体の協同組合が赤字を出しておるということは、私は不手ぎわばかりでこれを律することは適当でないと考えるわけであります。
私は、森農林大臣時代に、この点について警告したとき、兼業農家だから農政の相手にしないと放言したのであります。これ実に政府の過剰人口対策の貧困を告白しているものでありまして、現に開墾だとか、あるいは有畜化であるとか、農村工業化だとかいうところの、過剰人口を吸收すべきところの政策に対して、何ら積極的な手を打つていないではありませんか。
天龍川の災害は六月災害ですが、時の森農林大臣も、建設大臣の増田さんも、ないし政府の関係官もたびたび来られて十分御視察くださつてある、また本委員会も委員長初め他の委員の皆さんがわざわざ御視察をしてくださつて、その実情は十分わかつているはずなんです。その後に八月災害、ジエーン、キジア等の災害が頻発いたしまして、その対策も今非常に問題になつている。
当時森農林大臣の責任においてこれを解決するとの言明に信頼いたしまして、当委員会を通過した経緯から考えまして、以西底びきの国家補償の問題につきましても、二十六年度予算をまたずして、補正予算において解決すべきものと考えるのでありますが、これに対する長官のお考え及び見通しについて承りたいと思うのであります。
無論地方税の問題といたしましても、農林省としては農林省の主張は随分繰返し、且つ最後まで、森農林大臣の時分でありますが、閣議のときでも随分言つておつたのですが、ただその間のことは余りくどくどと申上げましても余り益もないことと思います。併し農村のことについて心配しておりますることは、農林省の者はろくな者はおらんかも知れませんけれども、熱意につきましては岡村さんに決して劣つておりません。
それからそういつたいろいろな問題から絡んで、国会無視とか、或いは官僚独善というようなことで、一課長なり或いは事務官が吊し上げになつておられるような様子でありますが、大臣としてこれについてどういうふうなお考を持つておられるかどうか、重ねて申上げますが、つまり中央審議会の委員の任免権は総理大臣の責任にあり、又最近やかましく論ぜられておりますところの漁区とか或いは海区の問題は、これは結局森農林大臣の責任下
○木村(榮)委員 そこで、前の森農林大臣の言葉によりますと、大体農業恐慌というのは、たんぽにぺんぺん草が生えるような状態になつたことを称して、農業恐慌と言うのであつて、現在は農村不況または農業不調という段階である、こういつたふううなことをおつしやつております。
私は一昨年の一月から、農業協同組合は一年半ないし二年後にはほとんど倒壊するであろうということを、予想して申し上げたのでありますが、森農林大臣は、いや君の言うことはあまりに非観論であつて、実際は二年、三年後には非常に強固になる。
○井上(良)委員 二十四年度産米のリンク報奨物資について、先般来参議院の農林委員会、また衆議院の本委員会におきまして、いろいろな角度からこの滞貨物資についての緊急処置を、政府にたびたび要請いたしまして、政府もまた事態の解決にいろいろな対策を講ぜられて参つておることは、われわれも了承いたしておるところでありますが、 〔山村委員長代理退席、野原委員長代理着席〕 先般本委員会において森農林大臣は
と申しますのは、今国会もいよいよ終わりでありますが、私はとうとう森農林大臣に、農政一般の質疑を許される農会を失つてしまつたのであります。最後の段階になりまして、きわめて熱心に出られますことは、たいへん感謝申し上げてよろしいと思うのてありますが、しかしながら、この農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律案という長い名前の伝律案をきのう出しまして、きよう上げるんだ。
森農林大臣は、この法案の結論は至上命令であり、この法案が出ようが出まいが漁船の整理は断行する、従つて、それに対する慾早算りあるなしにかかわらず整理はする、しかしそれでは業者に気の毒だから、補償を規定したこり法案を提出したのだ、こういうことを委員会で述べておられます。もつてこの法案の実体がよくわかると思います。